国際教育交流センターでは、2024年12月5日(木)の昼休みに、JICA海外協力隊とのコラボ企画として“JICA協力隊の体験談Part 6「チリ」”をオンラインで開催し、チリにて環境教育隊員として活動中の境純一さんからお話を伺いました。
境さんは、玉東町の現職職員として、現職参加制度を使ってJICA協力隊に参加され、プニタキ市役所の環境局に所属しながら、学校巡回、リサイクル事業の提案、SNS発信等を通して、住民の環境意識を高めて、ごみの削減や再資源化に向けた活動をされています。学校巡回では、子供たちに住んでいる街を好きになってほしい、きれいな街で幸せに暮らしてほしい、という信念をもって活動していることを話されました。海外協力隊の魅力としては、日本の価値を再確認できること、コミュニケーションの難しさや文化の違いを経験したことで自己理解が深まり、相手を思いやる行動がとれるようになったことなどを挙げられました。
チリの食事や文化については、チリの人々が大好きな“アサド”というチリ式のバーベキューや、独立記念日に全国各地で披露される“クエッカ”というチリの伝統舞踊について、ご自身が地域のお祭りで踊られた動画と共にご紹介いただきました。
質疑応答の時間では、現地に派遣された初代の協力隊として、実際に活動を開始できるまでにどのくらいの期間がかかったか、という質問があり、学校巡回ができるようになるまでに約8か月かかり、それまでは現地に順応することや、職場の上司や同僚と相談しながら準備を進めることに多くの時間を費やしたと答えられました。
欧洲杯线上买球_欧洲杯足球网-投注|官网後の学生アンケートでは、「チリのイメージが変わり行ってみたくなった」「同じ専門分野の活動内容について詳しく知ることができた」という感想が得られました。