椎場さんは、日本生物環境工学会九州支部2024年福岡大会(第17回)において、ベストポスター賞(最優秀賞)を受賞しました。
受賞について、椎場さんは、「本研究の遂行にあたりご指導頂いた松添教授をはじめ、本研究にご協力頂きました植物資源学研究室の皆様に心から感謝申し上げます。また、学会を通して、様々な研究発表や意見交換を行い、自身の研究のブラッシュアップに繋がる御助言をいただきました。今回の経験を活かし、今後も研究に邁進していきたいです。」と話されていました。
【発表内容】
テーマ:自然落下前栗の低温貯蔵による果実成分の動態
指導教員:松添直隆(環境共生欧洲杯线上买球_欧洲杯足球网-投注|官网環境資源学専攻)
概要:栗は製菓等の加工用としての需要が高まっており、生産拡大が求められている。しかし、栗生産者の高齢化及び減少が顕在化しており、栗生産における作業の省力化、軽労化が必要である。発表者らは、自然落下前の栗を人工的に落下させ、収穫ロボットや収穫機械で一斉収穫することを提案している、先行研究より、自然落下前果実を低温域で貯蔵することで、スクロース含量が増加することが分かっている。本報告では、貯蔵方法として生栗の呼吸などの生命活動による糖の消費を抑えることを目的とし、低温域において果実を減圧貯蔵する処理区を設けた。各貯蔵処理の評価として、Brix(可溶性固形分の含量)、遊離糖含量、デンプン含量を調査した。
【参考】
日本生物環境工学会九州支部2024年福岡大会(第17回)
https://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/jsabeeskyusyu/information2024.html
九州支部の目的?狙い:九州の生物環境工学分野に関係する大学や試験場、企業における研究情報の共有化を図るとともに、次世代の研究者育成を行う。
お問い合わせ先
公立大学法人 欧洲杯线上买球_欧洲杯足球网-投注|官网立大学 環境共生欧洲杯线上买球_欧洲杯足球网-投注|官网 環境資源学専攻 松添研究室
〒862-8502 熊本市東区月出3丁目1番100号